農商工連携取り組み
商品紹介
たかしま天然わら納豆
ポイント~材料、製法など作り手のこだわりが凝縮した究極の納豆です~ ● たかしま有機農法研究会(滋賀県高島市)の |
製法へのこだわり
- 高島の稲藁と高島の大豆を使った「藁つと納豆」は、天然の納豆菌が作る穏やかで納豆の香りがやさしい納豆です。自然な製法による納豆作りは、高島で作られた稲藁に付着している納豆菌の力だけがたよりです。納豆菌は非常にデリケートなので、うまく醗酵するか毎回ハラハラしています。出来あがった納豆を見るとホッとします。
- 何度も「藁つと納豆」の試作を繰り返してきたのですが、高島産の大豆以外ではまだ成功したことがありません。きっと同じ土からできた稲わらと大豆だから相性が良く、納豆菌が醗酵しやすい環境にあるのでしょう。
- 稲わらは、昔からいろいろな容器として使われてきました。わらには保湿性、保温性と適度な通気性があり、そのわらつとで作った納豆は保存性も良くわらの独特の良い香りがします。「まるでお日様のにおいみたい。」という人もいます。紙カップは、通気性があるためふっくらとした納豆に仕上がります。
- 現在使用している大豆は「みずくぐり」という滋賀県の在来品種です。水に冠水しても大丈夫なくらいに、湿地での栽培に向く品種で、昭和40 年代後半までは大豆は「たんぼの畔(あぜ)」に植えられていたようです。「みずくくり」は「湿潤に強い豆」という所から名づけられたとの説が有力だとか。
また、鞘が大きく、分厚いために、害虫による食害が少ないのですが、品種改良が行われた品種に比べると刈り取りがしにくいなどの理由から、現在は一部の農家しか栽培しておらず、流通もほとんどされていない状況です。しかしながら、味は美味で、滋賀県内では知る人ぞ知る大豆となっています。この「みずくぐり」の特徴を活かした納豆づくりをしています。特に粒の大きいみずくぐりを選んで納豆にしていますので、十分な食べごたえを実現しています。
消費者の皆さまの反応
- 納豆のうまみが詰まった香りのよい納豆です。2009 年に実施した調査(一般消費者や小学生が対象)では、「食味がいい」「においがきつくない」と食べやすさが好評でした。
- また、「藁から納豆がでてくるのは驚き」「同じ田んぼで作られた米と一緒に食べたい・買いたい」といった意見もいただいています。
みずくぐりカップ納豆
滋賀県在来の品種「みずくぐり」の美味しさを手軽に味わってもらいたいとの想いから、カップ納豆の製造・販売も行っています。「たかしま天然わら納豆」は冬季限定ですが、カップ納豆は通年での製造・販売です。「良い豆をつかった納豆は美味しい」という言葉を地でいく納豆です。こちらも是非御賞味ください。 |
購入方法
たかしま有機農法研究会 | 「たかしま天然わら納豆」ならびに「みずくぐりカップ納豆」はたかしま有機農法研究会のホームページから購入することができます。「たかしま天然わら納豆」は冬期の限定発売です。 |
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藤樹の里あどがわ | 高島市安曇川町の道の駅「藤樹の里あどがわ」では「みずくぐりカップ納豆」を販売中です(※売り切れの場合もございますので、ご了承ください。) |
たかしま有機農法研究会 納豆紹介ページ |
なお、こちらたかしま有機農法研究会のホームページにも関連情報を掲載していますので、ご覧ください。 |